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恐ろしい地震による火災。火災保険だけでは保険が下りない

更新日:

地震による火災は火災保険で補償されない

nattanan23 / Pixabay

地震による火災は通常の火災保険では保険金がもらえません。

地震保険か地震特約付の火災保険に加入していないと保険金はおりません。

意外と知らない人も多いこの事実。

火災保険に入っているからといって安心できないのです。

保険会社のQ&Aを見ると

Q.火災保険では地震による火災は補償されないのですか?

A.地震保険に加入されていないと、火災保険だけでは地震・噴火またはこれらによる津波(以下「地震等」)を直接または間接の原因とする損害は補償されません。

※地震保険に加入されていないと、地震による火災だけでなく、地震等を原因とする損壊・埋没・流失による損害や火災が地震等によって延焼・拡大したことにより生じた損害についても補償されません。

出典:損保ジャパン日本興亜 火災保険について 補償内容・範囲 ※一部抜粋

 

火災保険で補償されない具体例

実際、こういったケースでは火災保険だけでは補償されない可能性があるんだ

・地震によってストーブが転倒し火災になった

・地震によって隣の家が燃え、我が家に燃え移った

・地震から3~4日経って火災になった

このように地震を原因とした火災の延焼、拡大による損害は火災保険だけでは補償されません。

 

なので、地震によってストーブなどの暖房器具が転倒して火災になった場合は火災保険の対象外です。

地震によって白熱球が落下したり配線ショートなどによる通電火災の場合も火災保険の対象外です。

火災保険に入っているから大丈夫と思っていたけどそうじゃないんだね・・・

 

隣家の火災はもらい損

隣の家から燃え移った場合は、隣の家の人が払うんじゃないの?
隣家の火事が原因の場合でも自分の保険を使うことになるんだ。もし保険に入っていないと何も補償されず住宅ローンだけが残る可能性が高い
えぇ~!そうなの!?
ちなみに隣の家の火事の消火活動で我が家が水浸しになった場合も、自分の保険で対応することになるよ。

このケースは地震に限らずいえることです。

隣の家が火事になり、自分の家に燃え移った場合は自分が加入する火災保険で補償することになります。

消化活動で家の中が水浸しになった場合も同じです。

この場合、建物だけでなく家財にも補償をつけておかないと家具、家電はびしょ濡れで終わります。

隣家の火災はまさにもらい損なのです。

 

震災後、しばらく経ってからの火災もダメ

東日本大震災の3~4日経った後、自宅が燃え焼失したケースがあります。

家を失った住民は火災保険に入っていましたが、保険会社は保険料を支払わないと言うのです。

裁判までなりましたが、保険会社は保険金は支払わないことで決着がつきました。

このケースでは津波で被災した車両の電気系統からの出火が有力であると考えられ、直接の原因は地震であるとのことになったからです。

直接または間接の原因が地震である以上、火災保険では補償できないのです。

 

地震保険の選び方は火災保険で考える

地震による火災って怖いね。

地震保険に加入したいんだけど、補償内容や保険料はどこがいいのかな?

実は地震保険は国と保険会社が共同で運営しているから、どこの保険会社でも保証内容や保険料金は一緒なんだよ

地震保険は国と保険会社が共同で運営しています。

国がかじ取りをしているため、どこの保険会社でも補償内容や保険料は同じです。

 

保険料は財務省のホームページに載っているよ。

住んでいる地域毎や建物の造りで料金が違うんだ

財務省:地震保険制度の概要

 

基本的には地震保険単体では加入することはできず、火災保険とセットで加入することになります。

補償内容や料金が同じなので、地震保険を検討する際にはセットになっている火災保険のほうを考えましょう。

 

火災保険は保険会社によって内容や料金が異なります。

地震保険を考えるついでに、自分にぴったりの補償と料金を見直してみましょう。


 

 

 

 

 

火災保険を見直すことで地震保険をつけても安くなることだってあるんだ。

 

地震保険のメリット:保険料控除

地震保険のメリットのひとつに年末調整で記入する保険料控除があります。

地震保険は所得税で最高50,000円、住民税で最高25,000円が所得から控除されます。

実際にどれだけの額が節税できるかは細かい計算が必要になりますが、課税所得の金額が400万円、地震保険が期間5年の保険料15万円の場合だと、所得税で6,000円安くなります。

住民税は地域によって差がありますが2000~4000円くらいは安くなります。

つまり、所得税と住民税で年間10,000円近く節税できることになります。

年数を継続すれば結構大きな金額が節税できるね

 

地震保険のデメリット:保険料金の負担増

日本は地震列島です。

日本自体が地震の起きやすいプレートの上にある以上、地震の驚異から逃げることはできません。

近年起きている大型地震に加え、南海トラフ大地震が起きる可能性が高まっています。

 

そのため、地震保険の保険料が年々高くなっています。

2014年7月に全国平均で約15%の値上げがあり、2017年1月に再び改定により全国平均で5.1%値上がりました。

地震保険の改定は今後あと2回続くことが決まっています。

改定の時期は決まっていませんが、保険料金はますます高くなることが予想されます。

 

保険料を抑えたいなら早めの加入の検討と、1年契約でなく複数年契約をすること。

お金に余裕があるなら一括払いにすれば割安にできるよ。

地震保険に入るにはまず火災保険を見直してみよう。

 

火災保険の見積もりはこちら

 

※この記事は2017年12月に書かれたものです。

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