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大雨・洪水対策

大雨・洪水から浸水を防ぐ土嚢(どのう)の作り方

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大雨や洪水によって家の中に水が浸水してしまうと、床や柱が腐るなど重大な被害な原因にもなります。壁に水あとが残ったり家具や家電がダメになってしまうこともあり、家の中への浸水はなんとしても食い止めたいですよね。

家の中に水が浸水しないようにする有効な方法として、土のうを積んで水の侵入を防ぐ方法があります。そこで今回は土のうをどうやって作るかを紹介していきます。

一般的な土嚢(どのう)の作り方


出典:自衛隊LIFEHACK 「正しい土のうの作り方①~作り方編~」

土のう袋は2人で作ると作業がスムーズにできます。

一人が土のう袋を広げ、もう一人がスコップで砂や土を袋の中にいれていきます。

袋いっぱいに入れると重量が重くなり持ち運ぶのが大変になりますので、砂や土の量を6~7割くらいに調整して無理なく持ち運べる重さにしておきます。


出典:自衛隊LIFEHACK 「正しい土のうの作り方①~作り方編~」

袋のひもを引っ張り絞ったら、袋の口をひもで巻き付けてから縛ります。これで土のうの完成です。

 

土のう袋は積み方が重要

土のうは積み方を間違えると水の侵入をうまく防ぐことができません。

土のう袋は平たく隙間なく敷き詰めます。隣の土のう袋と少し重なるように並べていくと隙間がうまります。

2段目を積むときは1段目と交互になるように積んでいきます。イラストのように土のうを台形にすると崩れにくくなります。


出典:自衛隊LIFEHACK 「正しい土のうの作り方①~作り方編~」

 

一人で簡単に土のうを作る方法

一人だと、土のう袋の口を広げながら土を入れるときにこぼれたりうまく土が入らなかったりしますが、穴のあいたバケツや缶があれば一人でも土のうを作ることができます。

土のう袋を穴の空いたバケツ・缶にかぶせます。そのまま必要な分だけ土を入れ、バケツ・缶を抜くと土のうの出来上がりです。

 

緊急時!家にあるもので土嚢(どのう)の代用を作る方法

これまでに土のう袋の作り方を紹介しましたが、いざ大雨や洪水のときに土のう袋がなかったり、都合よく土や砂があるとは限りません。そうは言っても緊急の時には何とかして浸水を食い止めたいものです。家庭にあるもので土のうの代わりになるものを紹介します。

プランターでつくる

土のはいったプランターを横並びにして、ブルーシートやレジャーシートでプランターを巻き込みます。

隙間部分はシートによって覆われて(おおわれて)いますので水の侵入を防ぐことができます。

ゴミ袋で水のう(すいのう)をつくる

家庭用のゴミ袋に水をいれ、隙間なく並べます。

注意点は、①破れないように袋を二重にすること、②満タンに入れると重くて運べないので持てる重さに調整すること、の2つです。

水は1リットル1kgなので、10~20リットルくらいにしておくといいでしょう。ゴミ袋には○○リットルと書かれているものもあるでどれくらいの水を入れるかの目安になります。

段ボール箱があれば、水のうを箱に入れて横並びにすれば強さも増します。

板・テーブル・畳で止水板をつくる

緊急時の対応として、長めの板、テーブル、畳などで水の侵入を応急的に食い止めます。

玄関先などに板を立てて倒れないように土のうか水のうで両端を抑えておきます。下に隙間ができる場合はタオルや着なくなった衣類などを詰めておきます。

 

浸水対策の土のうを備えておくなら

さて、ここまでに土のう袋の作り方と代用品での土のうの作り方を紹介しました。

しかし、いざ土のうを備えておこうと思うといくつかの問題点があります。

土のうの問題点

・かなりの量の砂・土がいる

・袋が風化(ふうか)してボロボロになる

・処理に困る

 

まず、かなりの量の砂や土が必要になります。

引き戸タイプの玄関間口が2m、土のう袋1つが40cmとすると、1段積むだけで5つ分の土のう袋が必要になります。これが2段なら倍の10袋必要です。1袋に入れる砂・土の量が20kgとすると、10袋の土のう袋を用意するのにおよそ200kg分の砂・土が必要になります。

 

備えのためにあらかじめ土のうを作っておこう!と考える方もいるでしょうが、あまりおすすめできません。土のう袋は風化しやすく外にだしておくと紫外線や風雨の影響で半年もするとボロボロになって破れてしまいます。直接地面に置いておくと底がボロボロになって、持ち上げたときに破れて袋だけ持ち上げることになります。

 

水災が来ても来なくても、200kgもの砂や土をずっと庭に盛っておくのも考え物ですよね。もういいかな、と思っても簡単に捨てることができません。大量の砂や土は燃えるゴミや不燃ゴミとして出せないので、廃棄物処理の専門業者に有料で引き取ってもらうことになります。

 

土のうの問題は吸水性土嚢(きゅうすいせいどのう)が解決

これらの問題は吸水性の土のうで解決します。

吸水性土のうは見た目はただの麻(あさ)でできた袋です。しかし、中には吸水性ポリマーという水を吸うと何倍にも膨張するモノが入っています。

もともと400gの麻袋が水を含むことによってどんどん膨らみ、なんと20kgにもなります。これだけ膨らめば充分土のうとして活用できます。400gなので500mlのペットボトルより軽いです。女性でも年配者でも簡単に2,3袋持ち運べます。

急に水かさが増えて来た時、土のうを作り始めることはできませんが、吸水性土のうなら水を止めたい場所に置いておくだけでいいです。

更に、普段は軽くてかさばらない麻の袋なので保管に困りませんし、風通しのいい日陰に保管しておけば一般の土のう袋のようにボロボロに風化することもありません。

一度使っても再利用できるタイプもありますし、不要になって捨てる時の処理も楽ちんです。

 

吸水性土のうのメリットをまとめると、

メリット

・軽くて持ち運びしやすい

・かさばらないので保管場所に困らない

・袋が丈夫

・繰り返し使用できる

・処理が簡単

と、水災に備えて土のうを準備するならコレしかないという代物です。

中でも「アクアブロック」という吸水性土のうは国土交通省にも認められ、市役所、学校などにも採用されているのでおススメです。

 

20kgになる袋が20枚なので金額がそれなりにする気がしますが、参考までに一般的な土のう袋を同じ容量だけ購入しようとすると、

一般的な土のう袋 20枚 = 300円

真砂土400kg(20kg×20ケ)= 8,000円

合計8,300円程度になります。

この金額差を高いと思うか安いと思うかはその人次第ですが、それぞれのメリット・デメリットを改めて考えると値段以上の価値があるのではないでしょうか。

しっかりとした備えをしたことで浸水から床、柱、壁、家具、家電を守れると考えればいいかもね
逆に備えをしなかったことで台無しになってしまったら、後悔してもしきれないよね

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