災害の備え

家族会議で防災について話あいましょう

電気

地震・震災による火事に備える。電気火災を防ぐ方法

更新日:

地震により発生する火災の恐ろしさ

ernie / Pixabay

大震災により発生する二次災害のなかでも火災は最も恐ろしい災害です。

阪神淡路大震災では、地震発生後の火災により7500棟が焼失しました。

兵庫県内では火災による犠牲者が403人となり多くの人が亡くなりました。

家も命の奪われる火災は震災の後に起きる二重苦になります。

 

火災の原因は2種類

震災による火災の原因は2種類あります。

1つめは、火の元に引火することです。

ヒーターやストーブなどの暖房器具、ガスコンロの火が直接の原因です。

衣服やカーテン、カーペットなど燃えやすいものに燃え移ったり、倒れてきた家具に引火して火事になります。

 

2つめは電気による火災です。

電気ヒーターの転倒や白熱球の落下で引火することの他に、通電中のコードに家具が転倒しコードを圧迫して断線、ショートすると火花が発生し火災につながります。

大きな震災では停電することもあります。

停電しているから大丈夫と思いがちなのですが、停電から電気が復旧したあとに電気火災がおきることがあります。

線が切れたりつぶれたままの状態でコンセントに繋がっていると、電気が復旧したあとにショートしてしまうからです。


出典:大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会

 

危ない場所へ戻るのは不安全

昔から、グラッときたら火事にならないように次のことをしなさいと言われてきました。

・ガスの元栓を閉める

・コンセントから抜く

・電気のブレーカーを切る

確かに火の元や、電気火災を防ぐためには重要なことです。

しかし、震災の規模にもよりますが、まずは自分の身の安全を守ることが大切です。

家具が転倒するような大きな地震のときに、ガスの元栓を閉めにもどったり、分電盤を探してブレーカーを切りにいくのは安全な行動とはいえません。

大地震発生直後の家屋は相当なダメージをうけています。

家具の転倒、最悪は家屋の倒壊も考えられます。

次に来る余震に備えて速やかに避難して、危ない場所へ行かないのが正しい選択です。

 

教訓を活かした対策

過去の大震災で発生した火災により、多くの被害者をだした教訓を受けて現在は次のような対策が取られています。

・震度5以上でガスの自動遮断

・地震をキャッチし自動遮断するブレーカへ交換

 

安全装置付ガスメーター

震度5以上の揺れを感じるとガスメーターが自動で止まるよう安全装置がつけられています。

安全装置つきのメーターは設置が義務づけられているため、現在はほぼ100%の家庭で普及が進んでいます。

交換を頼んだ覚えはないけど・・・
ガス会社のほうで交換を進めているからこちらから依頼する必要はないよ

念のためガス会社に安全装置付きか確認してみて

 

感震ブレーカー

一方、地震を感知するブレーカーですが、設置が義務付けられていないため、それほど普及が進んでいません。

仕組みはガスメーターと同じように震度5以上の揺れでブレーカーを自動で落とすようになっています。

地震発生直後はもちろん、停電から復旧した後もブレーカーが切れているため通電火災を防ぐことができます。

 

例えば、パナソニックのこちらの商品。

このような感震ブレーカーは地震を感知して自動でブレーカーを落としてくれます。

デメリットは今のブレーカーを感震ブレーカーに交換するための電気工事代がかかることです。

 

費用をできるだけかけたくないという人は、地震の揺れで「おもり」を落とし、ブレーカーを切るアイデア商品がおすすめです。

スイッチ断(だん)ボールと言う商品で、誰でも簡単に取り付けることができます。

1個3000円ちょっとなので感震ブレーカーと比べて費用をかけずに安心を買うことができます。

使い方や詳細はこちら

最新の防災グッズ!TV・雑誌で大注目のスイッチ断ボール

 

まとめ

過去の震災による火災の教訓が活かされ、平成28年の熊本震災では16件の火災にとどまりました。

ガスの自動遮断や感震ブレーカーなどの普及が進んだことが大きな理由です。

日本に住んでいる以上、地震は避けれれませんが、地震による二次災害を防ぐためにも各家庭で取り組みを進めていきましょう。

口コミで高評価の防災グッズ

1

防災グッズは値段より中身で選ぶ 防災グッズを選ぶときに最重視するのは『中身』です。 色々な種類の防災グッズが販売されており値段も様々ですが、防災グッズは値段で決めてはいけません。 中身をよく確認して、 ...

-電気

Copyright© 災害の備え , 2018 All Rights Reserved.